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「芥川賞計画」企画説明3

企画説明(2)のつづきです。

・「芥川賞計画」におきまして、以下のようなプロットが作られ、起承転結の《起》に相当する部分まで完成しました。カッコ内は発案者で、すべて敬称略とさせていただきます。

・タイトル
「介護ガール」(コメント)

・小説形式
「一人称小説」(コメント)

・枚数
「100〜150枚」(註・芥川賞に選出される常識的枚数)

・冒頭
「まさかナマコでこんなことになるなんて。」(滝本竜彦)

・芥川賞が獲れそうな社会的テーマ
「少子高齢化により介護から逃れられなくなる社会」(コメント)
「過疎により限界集落となった地方」(渡辺浩弐)
「就職難」(コメント)
「団塊世代の高齢化と、彼らの性欲」(コメント&渡辺浩弐)
「ネット文化による新たなコミュニケーション」(コメント&作家陣)

・主人公の名前
「マヤ」(コメント)

・プロフィール
「女。高校中退あるいは中卒。18あるいは19歳。東京都生まれ。労働への意欲は希薄。頭はあまり良くない」(コメント)

・《起》のあらすじ
「両親と東京で暮らしていたマヤ。ある日、両親がナマコインフルエンザにかかって死んでしまう。身寄りをなくして困っていると、斎場にて登場人物Aから、田舎に遠い親類がいること、今後はその家で暮らすことを告げられる。東京しか知らずに育ったマヤにとって田舎生活は新鮮で、また仕事をしなくてもいいこともあって浮かれていたが、いざ家に到着すると、そこには要介護を必要とする老人(男)がいた。さらに自分が介護しなければならないらしく困惑するマヤだが、家も職もないため逃げられない。そこでマヤはノートパソコンあるいは携帯電話で、ツイッターあるいはニコニコ生放送を使い、ネットユーザーから介護の方法を聞き出そうとするのだが……(《承》につづく)」(コメント&作家陣)

・すでに決定している展開
「老人は最後に死ぬ」(コメント)
「マヤは最後に森ガールとなる」(コメント)
「マヤによる老人の性処理」(コメント&渡辺浩弐)
「『アバター』的要素を入れる」(乙一)
「ラーメンサラダをどこかで出す」(泉和良)
「森ガールもデスしちゃう」(小柳粒男)

・未設定の部分
「マヤの漢字」
「マヤに彼氏はいるのか」
「マヤと家族の関係」
「マヤと老人の血縁関係の濃さ」
「マヤと老人以外の登場人物を出すか否か」
「老人の名前」
「老人の性格と過去」
「登場人物Aの詳細(回想シーンですませ、登場させない?)」
「介護犬を出すか否か」
「第1章以降の展開すべて」

・以上です。佐藤はこれを《起》《承》《転》《結》の20〜30枚ほどに分割して、書き進めます。

・すべて仮決定にすぎません。今後の放送によって、タイトル、ストーリー、プロットが大幅に変更する可能性もありますし、「これでは芥川賞が獲れない」と判断した場合、全ボツも充分に考えられます。

・それでは最後に、「介護ガール」《起》の進め方を説明していきましょう。

企画説明(4)につづきます。

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